根幹にあるもの

今回の出張で得たものは大きかった。新たな知見もそうなのだが、私自身の仕事や活動についても振り返る良い機会となった。

目の前の大きな問題は、なかなか解決しない。日々努力をしていても、大勢は変わらない。でも、いつかは大きく変わる。後から振り返ってみれば、状況は好転している。今はそれがわかりづらくとも、将来そうなっていれば良い。

私が、この仕事を続けるのも活動を続けるのも、未来を信じているから。今の状況に諦めは抱かない。長い年月がかかるとも、私が生きている間に変わらなくとも。

こう書くと、何だかたいそうなことのようだが、そうではない。先があるからこそ、日々の色々なことが意味あることだと思えるし、困難だと思うことも面白く取り組んでいけるようになる(註:そう思わないとやっていけないというような消極的なものではない)。

……そんなことを思いながら、明日からもまた頑張ろうと思いながら、東京を後にした。