年相応

年相応の仕事の仕方、というものがあると思う。私の関わっているこの仕事はどちらかといえば長く続けられるものなので(註:当人の意思や雇用先の状況などによって変動する)、考えてしまう。

ここ最近、年齢がずっと離れた人たち(両親と同じくらいかそれ以上)が多い場所で仕事をしている。また、同年代の人やちょっと上の世代の人が、いまの職場にはほとんどいない(註:いないことはないのだが、異業種から入ってきた人がほとんどなので、キャリアモデルとして参考にし難い)。周囲の人たちを見て、ついついそんなことを考えてしまうのかもしれない。

ずっとずっと先の仕事の仕方を考えるのはさておいても、せめて30代の仕事、40代の仕事……、とその年代の仕事の仕方については、ビジョンを持っておいたほうが良さそうだ。

というよりも、そもそも、長い目で見て考えて培っていく仕事なのだから。いま、指導教官から、独り立ちする時に「10年それで食べていこうというものを探せ」と言われたことを思い出した。今頃思い出して、先生ゴメンナサイ。